HOME > うずらの魅力
紀元前3000年頃、古代エジプトのファラオ王朝メレルカ王の石室墳墓に、うずらを捕獲している情景が彫刻で残されていたり、うずらの雛を模った古代文字と不死鳥フェニックスの伝説が残ります。旧約聖書では、飢える民に神から『うずらの肉』が与えられたとされ、ギリシャ神話では、アポロンとアルテミスの郷としてうずらが登場します。うずらと私たち人間は古くから深い関係にあったのです。  
   
 
中国は清の時代の辞書『廣東新語』には、鳳凰はうずらであると記されています。鳳と凰はつがいで、仲睦まじく「平和」・「善政」・「愛」の象徴です。また、おめでたいことがあった時にだけ姿を現す「端鳥(たんちょう)」であると中国最古の辞書にも載っているようです。
もちろん日本でも、うずらの鳴き声が御吉兆(ゴキッチョー)と聞こえることから、戦国時代の武将達の縁起担ぎに欠かせない大事な鳥でした。
このように『縁起の良い鳥』としての歴史も古くからあるのです。
『縁起の良い鳥』うずらは、お目出度い席の演出にも重宝します。
 
うずらの卵は、古来より東南アジアでは朝鮮人参に並ぶ強精剤として用いられてきました。うずら卵は鶏卵と比べて、人体では合成できない全9種類の必須アミノ酸のうち、実に7種類で優位な値を示し、栄養価も高いのです。健康を訴求する食材として注目です。
ヨーロッパ・アジア諸国では、アレルギー症状を緩和する民間薬として使用されていました。アレルギー専門医や小児科医の間でも、うずらの卵が持つ不思議な力に注目しています。フランスのアレルギー学会では、うずらの卵を食べたアレルギー患者の7割以上にアレルギー症状の改善がみられたという臨床結果が報告されています。今後日本でも研究の成果が期待される注目の効果です。


うずら卵には、ビタミンB2が鶏卵の約1.5倍も含まれています。このビタミンB2は、美容ビタミン・発育ビタミンとも呼ばれ、健康な皮膚・髪・爪をつくり、エネルギー代謝を促進する働きをもっています。美容を訴求するアイテムとして注目されています。


五訂 日本食品標準成分表より